二代目社長の不良資産の悩み

こんにちは　うちなー企業コンサル・同族.家族経営の跡継ぎ(後継者・二代目社長)悩み応援サポーター　行政書士の上原輝夫です

「上原さん、売掛金の回収不能と、不良在庫の処理を、考えているけど、難しいよ」とは、コンサル先の部長、お父さんが社長。
二代目社長に就任予定です。

「何がネックになっているんですか？」「社長と税理士が言うこと、全部に綺麗に対応ができない」「あちらを立てればですね」

一概に、不良資産の処理と言っても方法は何通りもあります。一番スッキリする方法は、売掛金も不良在庫も全て、処理をできれ
ば理想的ですが、全てを処理すると、赤字になる可能性があるため、どれくらいの範囲で処理するか、経営者を悩まします。

「税理士事務所は、全部処理すると確実に赤字と言っているよ」「社長は何と？」「赤字でも処理したいって」「不一致ですね」

「赤字になったら、銀行は貸せないでしょ」「いや一概にそうではないです。状況を理解して貰えば融資可能です」「そう？」

「売掛金の回収が進まない相手先を、銀行はリサーチします。もし経営不振先と判明したら、銀行も不良資産として看做します」

「じやぁ、バレる訳ね」「そうです」「売掛金は直ぐ処理しないといけない訳だ」「他の支払の動かない先、私も調べてみます」
「先ずは、売掛金から処理していった方がいいね」

跡継ぎは、不良資産の状況を把握し、弁護士や金融機関である、第三者に説明できるように、社長をサポートできるようにするこ
とが肝要です。徐々に準備をしていって下さい。

金融機関が融資に消極的になる会社　【1分コラム】
https://mbp-japan.com/okinawa/soudan-aite/column/5164826/




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