205跡継ぎの株と納税資金
こんにちは うちなー企業コンサル・同族.家族経営の跡継ぎ(後継者・二代目社)悩み応援サポーター 行政書士の上原輝夫です
跡継ぎ(後継者)が、経営を引継いで、安定して経営を行っていくためには、どれだけ多くの株式を取得できるかが鍵を握ります。
一番に望ましいケースが、跡継ぎが「自社株」を100%取得することです。
困った事例をご紹介します。
急逝した社長の相続は、跡継ぎの長男と、社長の配偶者であるお母さんとの二人です。長男が自社株の全てと、社長の個人資産の
会社の工場を相続し、自宅はお母さんが相続、現預金の大半もお母さんが相続しました。
跡継ぎが自社株全てを、相続することになったものの、現預金の手持ちの少ない跡継ぎが、納税資金に困った事例です。この事例
では、大半の現預金を、お母さんの生活資金にと配慮したのは良かったのですが、長男の相続分の納税資金を確保するのに、時間
を要することになりました。
結果論にはなりますが、お母さんの生活資金の確保に、現預金ではなく、社長の生命保険等で代用ができなかったか、考えてしま
います。跡継ぎの自社株の取得と一体で、納税資金も考慮することが肝要です。
【跡継ぎ(後継者)応援サポート3本の矢・自社株評価】
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